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愛を込めた花束をリスナーに送り続けた人

「日本にジャニスジャップリンの影響を受けたアーティストがいる・・・」


そう聞いたアメリカ人プロデューサーは早速オファーを試みた。


Janis Joplin 、彼女は1960年代後期、70年代初頭にブルースロックで名を馳せた、いかついヒッピー。




このドラムのリフ、Superflyのライブや楽曲でよく聞く。





ものすごく渋いところから影響を受けた、Superfly、越智志帆を紹介したい。

Superflyがで始めた頃、当時の音楽を知ってる人たちが聴いて、さぞ喜んだのではないかと思う・・・




①外国人並みのタイム感・リズムの良さ

私がタイムの良いミュージシャンを上げるとすると、あえて日本人のギタリスト、Tomo Fujitaを取り上げたい。

Tomohujitaとは、バークリー音楽大学(ジャズの名門)で教鞭をとっている関西弁ギタリストである。

彼はリズムは日本人らしいが、タイムは完璧だ。

おそらくドラムがなくても、もたらずテンポキープできると思う。


タイム感とは、周りの音に合わせるのではなく、自分からリズム、テンポ感を維持する能力のことである。

他にも有名どころの海外アーティストはほとんど身につけている。



日野さんのエレキベースがまさにこれ。


女性ボーカルだとここまで強靭なのは、越智志帆以外、見たことがない。




②突き抜ける声量

 ジャニスジョップリンが原型というのもあってか、ゴスペル的と言うよりは、どちらかというと、ブルージーなシャウトを得意とする。(05:25~)



今はここまで声量は出ないが、元Superflyの追っかけ、かつ全Live DVDを購入した(CD特典も含む)身として、全盛期の越智志帆の声量は半端じゃない。

もっともっとすごい演奏を知ってるけど、Youtubeには載ってなかった。


どうしてもアメリカのラップ慣れしてない日本人にとっては、どちらかと言うとゴスペルすぎない歌い方の方が馴染みやすかったのではと思う。




③種子田健という存在

専属ベーシストに、日本のファーストコールベーシスト、種子田健がいる。


種子田健さんは典型的な、音数の多い日本人プレーヤーだが、ここまで熱くベースを弾けるアーティストはいない。

パッション、情熱が命。

ぜひ聞いてみてほしい。私はこの曲のベースラインを聞いて、ド肝を抜かれた。(03:40~)



リズムがどうとか、タイム感がどうとかそんなもんどうでもよくなるくらい、熱い。


世の中、やれWhats going onのベースラインは傑作、PinoPaladinoのフィルインがやばい、マーカスミラーのスラップに適うものはいない・・・とかそんなわかりきったことばかり。

そんなの百も承知なのだが、日本人ベーシストにも焦点を当てられる人は、わずかながらいる。


ちなみにMIsiaのEveryThingのベースラインも種子田さんだ。


Superflyの2014年までのLiveだっけな。White Tourまで。

アメリカのボーカルものでは絶対見られないような、音数と情熱のベーシストの魂の叫びが聞こえる。

あまりにも過小評価されている。



退屈な演奏になってしまった。(2023年ver.)

越智志帆は健在でも、音楽全体にときめくものが今の所ないな。








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