①レコードの歪み
レコードが歪んでいると、再生した時にこのようになります。
音質は正直そこまで変わらないと思います。
問題は、大きい傷がついていると、歪みとのダブルパンチで『曲の同じ場所を繰り返す』という、バンデッド状態になること。
こうなると、どんなに傷の部分を拭いても治らず、反りを直すしかない。
いつか予算に余裕ができたら、レコードの剃りを直すサービスも始めたいです。
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②レコードの擦り傷
レコードの擦り傷がどれくらいあるかが、音質にとても重要となります。
わかりやすく整理できるよう、擦り傷を分類しました。
ヘアラインスラッシュ
ちょっと爪で擦れば出てきてしまうような小傷。
レコードはナマモノです。ちょっと擦っただけで、ほんとに傷ができてしまう。
髪の毛一本ぶんくらいの小傷は、音質にほとんど影響しません。
プチスラッシュ
レコードを反射させた時にはっきりと白く見える、太めの小傷です。
数本であれば問題がないものの、何本もあるとはっきりとノイズが出るようになります。
プチクラックが多いい場合は、クリーニングをどんなに気合い入れてやっても、症状は変わりません。
ギガスラッシュ
線が太すぎで、反射しなくてもわかる、遠目で見ても分かるくらいの小傷です。
大体幅1mmくらいです。
近くでレコードの音を聴くと、この小傷のところだけ、ボフッ!と音がします。
カートリッジの寿命を縮めそうなので、ギガプラックがあるレコードはお断りします。
③光沢感
明るい場所で見たときに、全体的に光沢感が強いものほど、再生音が綺麗です。
当店が取り扱っているでも音源は全てパブリックドメインで、1967年よりも前に製造されたものです。
最近のレコードと比べても、全体的に劣化し、くすんでいます。
しーかーし!🦌
ヤフオクでとても気前のいい出品者様から購入したクラシックのモノラルレコード、こちらです。
これは1957年製なのですが、実に綺麗。黒黒と、黒光りしている。
カブトムシです。
状態の良いレコードを私はこれからカブトムシと呼ぶようにします。
使用感が少なかったり、丁寧に保管されたレコードであれば、古くても良い音で聴こえます。
1980年代後半以降のレコードであれば、よほど変な保管方法でない限り、どれも音が良いです。🪲
(60年代年製 くすんでいる) (90年代製 状態良好)
たくさんレコードを刷って、情報を更新していければと思います。
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