テキサスといえば何が思い浮かぶだろう・・・?
テキサスバーガー
テキサスバーガーと聞いただけで、アメリカ西部のガンマンが描かれた、強くてかっこいいパッケージのバーガーが出てくるに違いない
テキサススマッシュ!
僕のヒーローアカデミアでオールマイトが使う、圧倒的なパワーを持ったメガトンパンチ。
知らない方は申し訳ない
テキサス、それは強いアメリカの象徴である。
日本でいう京都くらいかと思う。
東京はと大阪は経済の中心、でも日本の文化を象徴する都市といえば、真っ先に京都が浮かび上がる。
さて、私がテキサスと聞いた時に、真っ先に思い浮かぶ女性ボーカルが・・・
どん!シェリルクローである。
もう名前の時点でちょとかっこいい。アイアンクローみたい。
シェリルクローのいいところをまとめてみた。
①テキサスフィーリング
上のIf it makes you happyという曲はグラミー賞にもノミネートされた、シェリルクローの代表曲だ。
カントリーフィーリングを感じつつも、間違いなくテキサスをイメージできる美しい旋律。
3:15 インタールードは時としてベーシストの腕の見せ所だが、テキサス!こんなにもテキサスを感じられるベースラインはなかろう。このベースを聞くためだけに聞くのもあり。
サビ:ギターのスクロールと音作りがこの音楽の孤独さ、砂漠の中を歩く姿を思い浮かべる。
そしてこの曲は歌詞も一貫している。
シェリルクローの実体験を元に作られた曲だが、彼女と彼女の好きだった人のこれまでの歩みを振り返って、全く砂漠のような、砂嵐の中を孤独に振り返って、一人歩いている、カウボーイハットをかぶって、という感じだ。
If it makes you happy
あなたが本当に幸せになれるのなら
It can't be that bad
この選択は決して間違っていない。
If it makes you happy
もしあなたが本当に幸せになれるのなら
Then why the hell are you so sad
でもなんでこんなに悲しいんだろう?
事実、これはシェリルクローの体験談をモチーフにしている。
何があったのかわからないのか、事情があって円満的に別れなくてはならなかったのだと思う。
まさに、カウボーイが酒場で、淡々と語るような、エピソドトークのような歌詞である。
渋い。
シェリルクローは全体的に、渋い。ナイステキサス臭である。
テキサス州だけに。ほんとおもんない。
②政治的主張
『ボブディランじゃないですけど、一筋縄じゃいかんのですよ、シェリルクローの歌詞は。』
ドラムはとってもシンプルなんだけど、力強くしつこく同じフレーズを弾いている。まるで、シェリルの怒りを表すかのように。
トランプとバイデン氏が大統領選をバチバチにやり合ってる間に発表された曲だ。
これでもというくらいに、共和党をぶった斬った歌詞になっている。
容赦ないね。このテキサスガール、マジで無鉄砲。
③いい歳の取り方
世の中には年齢をほとんど感じさせないような、魔女みたいな女性がいる。
アメリカだと、現在77歳、メリル・ストリープ。
日本だと、奇跡の66歳、天野佳代子
そうした人たちに比べると、シェリルクロー(60)は、年相応である。
まだまだ現役である。
自宅の前にアンプとギターを置いてライブして配信する。
好きな音楽をずっと続けている。
声はいつまでも変わらぬ。
外観は変わっても、こんな歳の取り方も悪くないかもしれない。
良い歳の取り方をしている、テキサスの内面美女である。
近所にこのような方がいてほしい!と思えるような、懐の広さと、テキサスな図々しさを持ってそうである。
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