80年台シティーポップ
70年台後半のソウル、ディスコ、注いて80年台から本格的に始まるEDMの原型とも呼ばれるエレクトロミュージックを、日本人が解釈して一つの世界的な音楽ジャンルとなった音楽。
名作はやっぱり、竹内まりやだ。
彼女はシティーポップの先駆けであり、クオリティーは逸品。
有名どころだと、吉田美奈子(さん)や大貫妙子(さん)が挙げられるが、どうしてもまだ実験段階で、他の音楽とのクロスオーバーの片鱗が見える。
例えば、このベースラインはファンクっぽく感じて、ファンキーな曲になるし、場合によっては往年の曲のコピーのような音楽になる。
竹内まりやはジャンルの境目、ツギハギが感じられず、新しいジャンル、シティーポップとして、権威を振るう。
竹内マリアの曲は、日本人アーティストにコピーされることも多い。
特に実力派系が多い。Superflyやボーカル講師などである。
最近はこのような音楽を弾いている。
この曲の歌詞にこんなことがある。
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると知ってしまったら
どんな小さなことも
覚えていたいと心が言ったよ
なかなかにおしゃれなものだ。
竹内まりやののほほんとした、癒される歌詞もまた一興である。
最近は少し、中島みゆきに歌い方がよってきてるかもしれない。
昔のようなシティーポップはもう歌いこなせないだろう。
でも、そういった過程を通して、年齢を重ねる美しさを、リスナーに納得させるような謎の説得力を持つ、竹内マリアにゾッコンである。
宇多田ヒカルの前説に使おうとしたのだが、今思い返してもマリア様は最高すぎたので、次回に回す。
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